当館の玄関の茅葺き屋根の葺き替え作業を行なっている様子。
先日お手紙をご紹介させていただいたまほちゃん家族がインスタ投稿していた写真を拝借いたしました。

2020年12月、日本の「伝統建築工匠の技」がユネスコ(国連教育科学文化機関)の無形文化遺産に登録されました。
無形文化とは、芸能,社会的慣習,伝統工芸技術などの形の無い文化のこと。
日本の木造建築の技術である、木工、修理、彩色、畳制作、建具制作など17件が一挙に登録されました。

また、一見弱そうな「建築素材としての茅」も、見方を変えれば持続可能でエコな建築材と考えることもできますよね!
茅は二酸化炭素を吸収してくれる上に、燃やしても非常に成長が早くてすぐに生えてくるので、カーボンニュートラル(排出される二酸化炭素と吸収される二酸化炭素が同じ量)となります。
屋根に葺けば炭素は固定されるし、夏場は涼しくてクーラーの要らない暮らしを実現できます。
さらに茅場があることで、水が保持され生き物が生息する自然環境も作り出されるという・・・

茅葺屋根は日本の伝統SDGsと言っても過言ではないですよね!!

目標13:気候変動に具体的な対策を

玄関だけですが、持続可能な未来に少しは貢献できているかな・・・♪

皆様の御来館、心よりお待ち申しております。
湯西川温泉 桓武平氏ゆかりの宿 揚羽