当館庭園沿いにある川の向こうの紅葉風景。
色鮮やかに染まっております。
日本は紅葉が世界で一番美しい国と言われています。
種類が多いことに加え、紅葉はその年の気候や葉の水分量によっても葉の色が変わります。
同じ木でも、その年によって違う色合いになり、毎年同じ色あいにならないことも、人々を引き付ける魅力のひとつ。
確かに同じ木でも
「あれ、今年は・・・？」
と思う時があります。
今年は当たり年な湯西川温泉。
ところで・・・
なぜ日本にはこんなに落葉樹が多いんだと思いますか？
それは、氷河期に日本列島で広葉樹が生き延びたからです。
他国では氷河にやられて死滅してしまったのがほとんどですが、日本では暖かい海岸線やその地形に守られ、多種多様な落葉広葉樹が生き残ることができたのです。
奇跡のような気象の歴史を経て、今、生きている私たちが美しい紅葉を見ることができるのですね。
この歴史に感謝する日々です。
紅葉目当てに多くのお客様が湯西川温泉に足を運んでくださる今日この頃。
「綺麗だね」
と口にする姿を見ながら、
「そうでしょう♪」
と誇らしく思う私。
皆様の御来館、心よりお待ちしております！
湯西川温泉 桓武平氏ゆかりの宿 揚羽
