大浴場入口にあるこの看板。
「温故知新(おんこちしん)」は孔子の言葉をまとめた『論語』を出典とする言葉。
「温故知新」は「古きを温(たず)ねて新しきを知る」と訓読みします。
現代訳すると、
古くからの教えを学び、そこに新しい解釈を得るのがよい。それができれば人を教える師となることができる。
となります。
(偉そうに言ってますけど皆さんご存知ですよね・笑)
平家落人の里に住む平家一族は、ひっそりと深山の地で生活をしていました。
雅な時代を懐かしみながらも、慎ましやかに。
辛く悲しいこともあったかもしれません。
やるせない思いもあったかもしれません。
それでも生きることに必死に、腐ることなく生き抜いてきました。
それが私たちの先祖です。
そのしなやかな強さを尊敬しています。
温故知新で先人に見習うことを忘れないようにしよう。
この看板を見るたびにそう思います!