揚羽の庭園です。
雪がなくなりました！
今年は雪の姿が消えるのが例年より早かったですね。
春の喜び「雪解（ゆきげ）」
この言葉がぴったりですね。
「雪解（ゆきどけ）」のことですが、“ゆきげ”とも呼びます。
「雪解川（ゆきげがわ）」は、暖かくなると雪が一気に解け始め、ごうごうと音をたて川が増水することもあります。
「雪解雫（ゆきげしずく）」は、軒などから滴る水が太陽の光を反射してまぶしいです。
ほかに「雪解水」「雪解風」「雪解野」など。
この季節にぴったりな言葉が並びます。
また、雅な言葉のひとつには「雪間（ゆきま）」があります。
降り積もった雪がところどころ解けている隙間のことを指します。
雪は木々の周りから解け始め、ぽっかりと土が見えてきます。
そこに芽吹き始めた草を「雪間草（ゆきまぐさ）」と呼ぶそうです。
「雪のひま」とも言います。
いつもの風景ですが、このような風情ある言葉遊びでさらに景色に花を添えてくれます。
皆様の御来館、心よりお待ち申しております。
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