これは数年前に平家の里で行われたケーナ演奏の催しの様子。
茅葺屋根を背景にお客様がケーナの音色に耳を傾けていました。
演者はRenさん。
湯西川にはもう何度も足を運んでくださっています。
大学在学中にケーナの魅力に心を奪われたそうです。
教員として活躍しておりましたがケーナへの思いを捨てきれず、プロに転向し現在の活躍へとつながっています。
世界遺産日光東照宮音楽祭で演奏するなど、足利市の観光大使「あしかが輝き大使」、栃木県観光大使「とちぎ未来大使」にも就任、
栃木県に欠かすことのできない逸材でもあります。

ところでケーナってご存知ですか?
南米ペルーを発祥とする民族楽器で、縦笛の一つです。
その音は大変素朴で温かみがあり、「コンドルは飛んで行く」などの演奏で小学生の頃に一度は聞いたことがあるかと思います。
木や竹などの自然の素材から生み出される素朴な音色は心に明るい光を灯すこともあれば、哀しく響き心に突き刺さる時もあります。
魂や心の奥に響いてくる不思議な音色。
その時の精神状態によって、音楽の雰囲気によって、聞こえてくる音色は様々・・・
と感じるのは私だけ?

今年は湯西川でこの音色が響き渡りますように!