当館の親戚のようこ姐がYahooニュースに掲載されました!!

以下、文章拝借。

放映中のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』は、源平合戦で勝利した “勝ち組” の源氏方を主役にストーリーが展開しています。
源氏に敗れた “負け組” の平家のその後の運命はどうなったのかも大いに気になるところですよね。

ようこ姐は語っています。
「ここでは5月の端午の節句でも鯉のぼりを上げてはならない、にわとりや犬など大きな鳴き声のする動物は飼ってはいけないとの約束ごとを現在でも固く守りつづけているんです。なぜそうしているかといえば、私たちの祖先が源氏の追っ手から身を守るためでした」

 平家落人民俗資料館館長の大類良子さんは、栃木県日光市湯西川に伝わる、平家落人にまつわる “秘話” をこのように語りはじめた。

「ここにやってきたのは平忠房といわれ、清盛公の孫にあたる人でした。彼は一族40~50名を従えて都から逃れ逃れて湯西川にやってきたんです。この地域の川から湯気が立ち上っているのを見つけて温泉が出ているのを知り、定住を決めたそうです。

 鯉のぼりを上げるのを禁じたのは逃亡の途中。一族の女性が男の子を出産し、端午の節句に鯉のぼりを上げたところ、源氏の追っ手に発見され、再び逃亡する羽目になったというんです」

そう、湯西川を安住の地と定めた落人たちはひっそり、身を隠すように暮らしていたのです。
ですのでいまだに鶏は飼わない、鯉のぼりをあげないという風習が湯西川には残っています。

皆様の御来館、心よりお待ち申しております。
湯西川温泉 桓武平氏ゆかりの宿 揚羽