平家の里前を通り過ぎたら〜
今年最後の桜かな?
ギリギリ咲いてくれておりました!
茅葺屋根との風情なコラボ。
電線が映り込んでしまうところが悲しいところ・・・
映えない(涙)
写真では伝わりにくいですが、雰囲気はすごくいいんですよ。
桜は半分散ってしまっておりますが、茅葺に桜の花びらがちらついて、桜の儚さの演出を手伝ってくれています。
桜=JAPANのイメージが強い、私たちにとって非常に身近な存在です。
私も桜は国花なのかと思っておりましたが、実は日本において公式に定めている「国の花」=「国花」はないんですよ。
世界の国々でも法的に公式性のある「国花」をもたない国が多いようです。
とはいうものの、広辞苑によりますと「国花」については「桜」「菊」とあります。
最も日本人に近い花といっても過言ではないかもしれません。

私たちは桜の花が咲く前から、今か今かと待ち望んでいます。
咲くかな、もう少しかな、蕾だな、だいぶ進んだな、やっと満開になった!と思いきや、
雨風が強ければ、次の日にはすっかり見頃を終えてしまう・・・
「明日、どうなるかわからない」
この生命の儚さと名残惜しさが、私たちの心を魅了する一番の理由かもしれません。
明日どうなるかわからないのは桜も私たちの人生も同じ。
今、目の前にある小さな幸せひとつひとつに感謝して生きていきたいですね。

皆様の御来館、心よりお待ち申しております。
湯西川温泉 桓武平氏ゆかりの宿 揚羽