日光東照宮!!!
日光といえばこれですよね。
日本を代表する世界遺産「日光の社寺」。
その中でももっとも有名な「日光東照宮」です。
徳川家康がまつられた神社で、現在の社殿群は、そのほとんどが寛永13年3代将軍家光による「寛永の大造替」で建て替えられたもの。
境内には国宝8棟、重要文化財34棟を含む55棟の建造物が並び、その豪華絢爛な美しさは圧巻です。
全国各地から集められた名工により、建物には漆や極彩色がほどこされ、柱などには数多くの彫刻が飾られています。

私が東照宮に初めて行った時、連れの人にこう言われました。
「ここには一生眠っている猫がいるんだよ」
一生眠り続ける猫ってどんな猫なんだろう?
それはそれは興味津々で、非常にワクワクした気持ちで向かいました。
連れて行かれたその先は世界遺産・日光東照宮内。
動物がいてもいいような場所には到底思えず。
どこに猫がいるんだろうとキョロキョロ辺りを見回していました。
どこにも猫がいないな・・・と探していると、
「ここ」
と。
指差した先には確かに猫が(笑)
東照宮に建つ東回廊に施された建築装飾の彫刻作品で、国宝に指定されています。
牡丹の花に囲まれ、日の光を浴びてうたた寝している眠り猫。
寝る子のネコの特徴をとてもよく表現された彫刻ですよね。
猫好きにはたまらない・・・!
こんなに素晴らしい作品なのですが、作者は不明とのこと。
もし判明していたら猫の神のように崇めるのに・・・
この幸せの象徴のような作品には、猫が眠っていると雀が安心していられる、つまりそのくらい世が平和であることを願ったものだと言われています。
眠り猫は高い部分に彫られているので、見落とさないようにご注意くださいね。
私も言われないと気がつかないで素通りするところでした(笑)

皆様の御来館、心よりお待ち申しております。
湯西川温泉 桓武平氏ゆかりの宿 揚羽