マイナス13度のとある朝。
車のフロントガラスに結晶ができていました。
綺麗ですよね〜
寒いのは苦手だけど、この結晶を見るのは好き。
できればこれができる過程を撮影して早送りで見てみたいって思います。
すごくないですか?
一晩でこのアートが完成するんですよ?
自然の力って偉大ですよね。
外気によって窓ガラスが冷やされると、ガラスに接する水蒸気も冷えて水滴に変わり、やがてその一部が氷点下まで冷やされると氷の結晶になります。
さらに、周囲の水蒸気が急激に冷やされ、氷となってその結晶に付着していくと、結晶はどんどん大きくなって美しい模様を作り出す。。。
ヨーロッパのある地方には、窓霜についての言い伝えがあるようで。
凍てつく寒い夜には、とげだらけの妖精が窓ガラスに氷の指紋をつけていくというものです。
この妖精は「ジャックフロスト」とよばれ、窓霜はその妖精の指紋というわけです。
イギリスの民話に登場するジャックフロスト。
その姿は小人であったり、白髪の老人であったり,雪だるまのような姿であったり・・・
その地域の民話ごとにいろいろです。
共通していることとしては、冬にしか現れず真っ白な衣装を纏っていて無邪気な性格で悪戯好きなことです。
しかし一度怒らせるとその相手を氷漬けにして殺してしまうこともあるという怖ろしい妖精のようです。
(日本で言ったら鬼子的な?)
ジャックフロスト達が甲高い笑い声を上げながら寒気を振りまくと、寒さが厳しくなるようです。
今年は非常に寒く雪の多い湯西川。
もしかしたらジャックフロストが活躍しているのかも??

皆様の御来館、心よりお待ち申しております。
湯西川温泉 桓武平氏ゆかりの宿 揚羽