※今回は私の食いしん坊ブログで旅館や湯西川温泉とは関係のない記事になります。興味のない方はスルーしてください。
いつもの日本料理みつわさんにて。
いつもお任せで料理を出していただいているのですが、この日の一品に「前沢牛ステーキ」がありました。
奥州市前沢の限られた地域でのみ生産されているため、非常に生産量は少ないですが、数々の賞を受賞した日本屈指のブランド牛。
恵まれた自然とたくさんの愛情で育った前沢牛は、豊かな大地が育む良質な資料、牛たちにとって暮らしやすい気候、生産者によるストレスをかけない環境づくりや、愛情豊かな飼育によって生まれているそうです。
聞いたところによると、時間の許す限り牛舎で牛たちと接し、牛たちにストレスを与えないよう、牛舎の隅々まできれいにし、毛並みを整え、時には話しかけながら愛情を込めてお世話をしている地域なのだとか。
牛と共存する思いや細やかな気配りが牛たちを安心させているからこそ、こうした上質な肉になるんだろうなあ。
また、優れた品質づくりの要素に粗飼料があります。
奥州市前沢区は良質な米の産地でもあり、その稲わらなどが、前沢牛の特徴である見事で鮮やかな霜降り肉を作りだします。
稲わらを牛の成長に合わせて適切な量を与えているんですって。
「味の芸術品」と形容される前沢牛。 鮮やかな霜降り、とろけるような舌ざわり、そして風味。三拍子が見事に揃った極上品。
正直、ここ数年で食べたステーキの中でダントツに美味しかった!
松阪牛や神戸牛といった、日本3大和牛ほど超有名ではありませんが、こういう話を聞いた私は前沢牛が大好きになりました。

皆様の御来館、心よりお待ちしております。
湯西川温泉 桓武平氏ゆかりの宿 揚羽