夕食処でお出ししている郷土料理しもつかれ。
湯西川温泉の郷土料理というより、栃木全体の郷土料理です。
割と好みが分かれるところですが、このみためゆえ、食べず嫌いが多いように感じます。
実際栃木の出身ではない私も最初は
「え?ぐちゃぐちゃやん・・・」
と関西人でもないのに突っ込んでしまいました(笑)
でも食べてみたらびっくり!
野菜と鮭の旨味が凝縮されていてとっても美味しい♪
特に当館の板長のしもつかれは絶品。
少し変わった名前のしもつかれは、鮭の頭と炒った大豆、鬼おろしでおろした大根とニンジン、油揚げなどの材料を煮込み、酒粕が加えられたお料理。
鮭や酒粕の量によってご家庭によって味は異なります。
食べ方はさまざまで、温めて食べるのが好きな人、冷えた状態が好みな人(私はこちら派)、そのまま食べることもあれば、ご飯にかけて食べる人も。
しもつかれには、魔除けや厄除けなどといった縁起の良い意味があり、「七軒の家のしもつかれを食べると、病気にならない」という言い伝えも残っています。
これからますます寒さが厳しくなる時期が訪れます。
ぜひ、みなさまも当館のしもつかれを召し上がって、寒い冬を元気に乗り越えましょう!

皆様の御来館、心よりお待ちしております。
湯西川温泉 桓武平氏ゆかりの宿 揚羽