根菜がたっぷり入って栄養価も高く、身体を芯から温めてくれる粕汁。
京都・奈良をはじめ関西地方では馴染み深い家庭料理です。
根菜がたっぷり入った 粕汁は栄養満点!
この日は鮭をたっぷり入れて色鮮やかに。
今のような固形の酒粕が作られるようになったのは室町時代のこと。
奈良県が発祥だと判明しており、「奈良酒」と呼ばれます。
ちなみに奈良漬けは、この「奈良酒」に瓜を漬け込んだのが始まりです。
奈良が固形の酒粕の発祥地であることや、京都・伏見に造り酒屋が多く酒粕が入手しやすい環境であったことを踏まえると、粕汁の発祥は京都・伏見かその周辺という説が浮かんできます。
関西では粕汁が一般的な家庭料理であることからも、関西発祥説が有力ではないでしょうか。
この粕汁、苦手意識の強い方も多いと思いますが、美容の宝庫なんです!
肌にも身体にも良いことづくしの粕汁です!!
酒粕は栄養価が高く、様々な効果が期待できます。
まず、酒粕には血管を拡張してくれる作用があるので、血行が良くなり身体をぽかぽか温めてくれ、肩こり、冷え症の改善につながります。
また、酒粕に含まれるレジスタントプロテインには、摂取した脂肪分を吸着して排出する効果があり、食物繊維も多いので、お通じも改善、中性脂肪や悪玉コレステロール値を下げてくれるというダイエットの効果も期待できちゃうんです!!
さらにさらに、コラーゲンの原料となるアミノ酸やお肌の修復に必要なビタミンB2、ビタミンB6がたっぷりなので保湿、保温効果もばっちり!!
シミの原因となるメラニン色素の素の活性化を抑えてくれる働きもあり、シミ予防だけでなく、肌のくすみをなくす美白パワーもあるんだとか。
当館の粕汁は臭みは一切ありませんのでぜひ苦手意識のある方も食べてみてくださいね。
食から美を手に入れましょう!

皆様の御来館、心よりお待ちしております。
湯西川温泉 桓武平氏ゆかりの宿 揚羽