おせち料理は新年はこういう年になりますようにという願いを込めて食べる料理です。
そのため、実は1つ1つの料理に意味があり、お重へ入れる順番まで決まっています。
こちらは松前漬け。
数の子の松前漬けには、縁起が良いとされる食材が豊富に使われています。
松前漬けに使われているスルメは、「寿留女」と書き、結納の品として使用されるめでたい一品です。
祝儀の膳に加えられるほどの縁起物です。寿留女の「寿」とは、幸せの祝事を表す言葉とされています。
昆布は「喜ぶ」の言葉にかけて、正月の鏡飾りにも用いられている縁起ものです。
おせち料理には、煮しめの結び昆布、昆布巻などで活躍します。
「数の子の松前漬け」が一品あるだけで、数の子・スルメ・昆布などの縁起物と呼ばれる食材を全てまかなうことができます。
松前漬けは正月には非常に縁起の良い料理です。
個人的にすごく好きでよく作って食べたりします。
冷凍保存もできるので一度に大量に作って冷凍しておけば数ヶ月堪能することができますから♪
たまに出来合いの松前漬けを買うと数の子が入っていなかったりしますよね・・・
その時の残念な気持ち、半端ないです(涙)

ここ数日、めちゃくちゃ寒い湯西川温泉。
朝方はマイナス14度だったり・・・
冷凍庫の中で生活しているみたいです(笑)
日中お日様が出れば1度くらいまで上がるのですが・・・
その際には屋根から落ちる雪にお気をつけくださいね。

皆様の御来館、心よりお待ちしております。
湯西川温泉 桓武平氏ゆかりの宿 揚羽