※今日は私の食いしん坊ブログです。旅館とは関係のない記事になっておりますので興味のない方はスルーしてください。
この日は湯西川温泉を離れ、いつもの大好きな日本料理みつわさんへ。
生簀の中でえびちゃんが元気に飛び跳ねていたので、追加料金で塩焼きに♫
黒かったえびちゃん、火を通すことで真っ赤に染まります。
その真っ赤なえびちゃんが真っ赤な葉の上に添えられて提供されました。
ところでなぜ海老は火を通すと赤くなるのかご存知ですか?
それは、彼らが持つ殻に含まれる色素に不思議が隠されているからです。
海老の殻には、青いクラスタシアニンというタンパク質と、餌由来の赤いアスタキサンチンという色素が含まれています。
これら2つの色素は体内で結合しているため、生きているうちは赤い色素の影響は見た目には出ていませんが、この結合は加熱によって分解されます。
すると、隠れていたはずの赤い色素が表に現れるため、茹でると海老はアスタキサンチン本来の色である赤色になるのです。
また、今回のように茹でずに焼いた場合には、タンパク質から離れたアスタキサンチンがさらに空気中の酸素と結びつくことで、茹でた時よりも鮮やかな赤色のアスタシンに変化します。
真っ赤な葉の上に鎮座する真っ赤なえびちゃん。
美味しくないわけがありません。
ご馳走様でした!

ところで皆様、小確幸(しょうかっこう)という言葉をご存知ですか?
村上春樹さんの本の中に出てくる言葉ですが、「小さいけれど確かな幸せ」のことを指します。
美味しいものが食べれる幸せ、綺麗なものを綺麗と感じることのできる心のゆとり。
そんな小さいかもしれないけれど、確実に実感できる幸せを毎日探していきたいですね♪
皆様の御来館、心よりお待ちしております!

湯西川温泉 桓武平氏ゆかりの宿 揚羽