皆様、いかがお過ごしでしょうか。
暑さが続いた夏も終わりを告げ、ようやく秋らしい爽やかな気候となってまいりました。
今回は、当館の中庭で見つけた秋の風物詩についてお話ししたいと思います。
当館の中庭を散策していると、ふと目に留まったのがイチイの実です。
イチイの木は、生垣や庭木として広く親しまれている常緑針葉樹で、
その赤くて丸い実は、秋の訪れを静かに告げてくれます。
見た目にも可愛らしいこの果実、実は甘い味がするのですが、
種には毒があるため、食べる際には注意が必要です。
私自身、子供の頃にはこのイチイの実を見つけては手に取り、よく食べていました。
甘くておいしかった記憶があります。
懐かしさに誘われて一粒食べてみたのですが、少し早かったせいか、
ほんのり甘さはあるものの、美味しいとは言えませんでした(笑)。
秋の中庭は、これから紅葉が始まり、ますます美しい景色が広がります。
今年の色付き具合はどのようになるのか、私自身も楽しみでなりません。
皆様もぜひ、当館にお越しの際は中庭を散策し、秋の訪れを感じてみてください。
お客様のお越しを心よりお待ち申し上げます。
桓武平氏ゆかりの宿 揚羽

